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Columnコラム

ベランダとバルコニーとテラスの違いとは

ベランダとバルコニーとテラスの違いとは

 

ベランダ、バルコニー、テラスは同じスペースのように考えられがちですが、それぞれ特徴が異なります。法的に基準が定められているものでははく一部曖昧な部分も残されていますが、注文住宅を購入する際はぜひ知っておきたい用語の1つです。何がどう違うのかを知っていると、不動産会社の担当者への相談がスムーズにでき、住まいのイメージもより伝わりやすくなるでしょう。

ベランダの特徴

屋根がかかっていて、人が歩けるように出入り口が設置されているのがベランダの特徴です。例えばマンションの場合、隣接するリビングから出入りできる、洗濯物を干すスペース(建物の外壁からせり出している部分)を指します。一軒家では、2階部分に設置されたものをベランダと呼ぶのが一般的になっていますが、日本の伝統的な家屋で言う、1階の縁側部分をベランダだとする意見もあります。

ベランダは、避難路としての役割も果たすと考えられています。マンションのベランダは、隣の部屋と薄い壁で仕切られており、非常時はその壁を蹴破って避難することができます。

バルコニーの特徴

2階以上の外壁からせり出し、ベランダと同様に出入り口が設置され人が歩けるようになっている部分のうち、屋根がないものがバルコニーです。下の階の屋根を利用して造られたものは、ルーフバルコニーと呼びます。元々は、劇場などで俳優が手を振ったり、特別な行事で来賓をお披露目するスペースの呼び名だったとも言われています。

バルコニーがあれば、空を仰ぎながらバーベキューなどを家族で楽しめます。夜景や天体観測も特等席で満喫できるでしょう。最近では、いろいろな用途として使用できるため、広めのバルコニーの人気があります。

ただ注意しなければならないのが、バルコニーは建築基準法施行令によって、1.1m以上の「手すりもしくは金網」を設置することが義務づけられているということです(屋上広場または2階以上にあるバルコニーなどの場合)。近年、バルコニーに置かれたプランターなどに登った子供が柵から転落する事故が多発しているため、バルコニーを造る場合は十分に配慮する必要があります。

テラスの特徴

テラスは、リビングやダイニングから直接出入りできるスペースで、コンクリートやウッドデッキなど、外と建物を結ぶ平らな床で造ったスペースを指します。テラスは、フランス語で「盛り土」を意味し、地面よりも一段高くなっているのが特徴です。同様の条件でも、玄関前に設置するスペースは「ポーチ」と呼ばれます。

テラスは屋根がないタイプがありますが、建物に続く屋根を設置したり、テラス全体をガラス窓で覆ったりすることも可能です。イスやテーブルを置いてリビングの延長として活用したり、プランターを置いてガーデンテラスとして活用してもよいでしょう。

今回は、ベランダ、バルコニー、テラスの違いを説明しました。
もし洗濯物を干す用途で選ぶのなら、雨の日でも安心して洗濯物を干せるテラスがおすすめです。同じテラスでも外観や装飾品によって全くイメージが異なるので、できるだけ多くの施工例を見ながら検討するようにしましょう。