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Columnコラム

3階建ての注文住宅のメリット、デメリット

3階建ての注文住宅のメリット、デメリット

 

3階建て住宅は、限られたスペースを最大限に活かして、ゆとりある暮らしを実現したいと考える人に理想的な住まいです。1階部分をガレージまたは倉庫、2~3階を居住スペースとして活用するなど、建物面積が広い分自由なアレンジが可能となります。
ただし、建築基準法上の制限や日当たり、設備工事にかかるコストの問題などさまざまな懸念点もあるため、設計者とよく相談をしながら対策を講じておくことが大切です。

3階建ての注文住宅のメリット

3階建て住宅を選ぶ最大のメリットとして、限られた敷地をより有効に活用し、広々とした生活スペースを確保できる点が挙げられます。今まで所有していた土地に、2世帯住宅を建てる際に3階建て住宅が選ばれるケースも少なくありません。

また、2011年3月に発生した東日本大震災では、3階建て住宅は、地震や津波による全壊ないしは流失の被害が大幅に少なかったという事実も、3階建て住宅への関心を高める理由となっています。

3階建て住宅の魅力は、災害に対する強さにとどまりません。特に、都心部の住宅密集地では、隣接する建物に日当たりや通風を遮られてしまいがちですが、3階建て住宅では、間取り次第で家全体に日光や自然風を取り込むことができます。もちろん、最上階から眺めるロケーションも格別です。2階に設けるバルコニー以上に見晴らしが良く、近隣住民からの目線も気になりません。

3階建ての注文住宅のデメリット

では、3階建ての住宅のデメリットは、どんな点が挙げられるのでしょうか。
3階建て住宅は、移動にかかる「動線」が長くなりやすく、足腰の弱い高齢者、洗濯や掃除で家中を動き回る主婦には、大きな負担となることが考えられます。朝の忙しい時間帯には、家族全員が1階にある浴室や洗面所、2階のリビングやダイニング、3階にある寝室や子供部屋を何度も行き来するようなケースもしばしば見られ、階段を昇り降りする回数もおのずと増えてしまいます。

家庭用エレベーターを設置することで負担を軽減できる可能性もありますが、高額な設置費用と定期メンテナンス費用がかかるため、設置を躊躇する家庭も多いのではないでしょうか。

また、家族間のコミュニケーションが取りにくくなることも指摘されています。それぞれの階が床で仕切られてしまうので、プライバシーが保たれやすい反面、いったんそれぞれの部屋に分かれてしまうと、お互いの存在を感じにくいというデメリットが生じます。

そのほか、3階建て住宅は建物の背が高くなる分、隣接する住宅の日当たりや風通しを遮りやすく、ご近所トラブルに発展する恐れもあります。そのため、設計の段階から近隣の環境を配慮しながら建設を進める必要があるでしょう。

都市部に住まいを持つ場合、土地価格の高騰からなかなか思い通りの土地を手に入れるのが難しくなっていますが、3階建て住宅であれば、面積に制約がある中でも、空間をうまく活用して理想の暮らしが可能になるかもしれません。
ただし、3階建て住宅を検討する際は、3階建てにするメリットだけではなく、ここで紹介したようなデメリットそして家族構成、ライフスタイルなどを考慮しながら計画を立てるようにしましょう。