自由な発想で住まう人のニーズにお応えする注文建築ならではの住宅を皆様に。

Columnコラム

太陽光発電の家に住もう

太陽光発電の家に住もう

 

太陽光発電システムは「太陽発電モジュール(ソーラーパネル)」を使って、太陽のエネルギーを電力に変える発電方式の1つです。地球温暖化や大規模災害が多発しているのを背景に、安全で環境に負荷をかけない再生可能エネルギーへの期待が高まるなか、一般住宅では新築と既築ともに太陽光発電システムを設置する住宅が増加しています。一度設置すれば、その寿命は20年以上と言われており、大がかりなメンテナンスを必要とせず長い耐久性を期待することができるのも魅力です。ここでは、そんな太陽光発電の家に住むメリットやデメリットなどを紹介します。

太陽光発電の家に住むメリットについて

太陽光は、非常にクリーンなエネルギー資源だと言われます。石炭や石油などの燃料と違って、エネルギーを得る過程で二酸化炭素のような大気汚染物質を発生させることがありません。太陽光は誰がどれだけ使っても渇枯することがなく、無限にエネルギーを作り出すことができるメリットもあります。

また、太陽光発電の家に住むことで、家庭で使いきれず残った電力を電力会社に売ることができます。太陽光発電システムを上手に活用して電力を売れば、月々の光熱費を大幅にカットすることができるでしょう。さらに、災害時には非常用電源として利用することができ、万が一停電が発生しても昼間であれば家庭に電気を供給できます。

太陽光発電の家に住むデメリットについて

家庭用に太陽光発電システムを導入する場合、設置にかかる初期費用の相場は、約120~200万円だと言われています。初期費用の回収には、10~20年の長い時間がかかりますので、各自治体の補助金制度やローンなどを利用する必要があるかもしれません。

また、発電量は天候によって大きく変わってきますし、発電システムの反射光が近隣の住宅に迷惑をかける可能性もあります。電力の買い取り価格もその年によって変動があるため、初期費用の回収までの期間が当初予定していたよりも長くなってしまう可能性もあります。

固定価格買取制度について

固定価格買取制度は、社会全体で再生エネルギーの普及、拡大を進めようという施策の一貫で、平成24年7月から開始されました。太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーで発電した電気を国が定めた一定の期間、一定の価格で電力会社が買い取ることを国が約束する制度です。また、電力会社が買い取りに要した費用は「再生可能エネルギー賦課金」という形で、電気を使用する全ての家庭から徴収するとしています。

買い取り価格は毎年見直されていますが、あらかじめ買い取り価格が分かっていれば設置費用を含むコスト回収の見込みを立てやすくなり、太陽光発電システムの導入の促進にも繋がるでしょう。なお「再生可能エネルギー賦課金」は、月々の電気料金に上乗せされます。徴収額は電気の使用料によって金額が異なり、平成26年5月~平成27年4月分では標準の家庭で225円程度でした。

太陽光発電システムには、たくさんのメリットがありますが、しっかりと仕組みを理解した上で導入することが大切です。また、発電した電力を電力会社に買い取ってもらおうとする場合は、経済産業省大臣の認定を受けておかなければなりません。また、太陽光発電システムは、設置する場所や天候によって十分な発電量を得られない場合もあるため、日射量や屋根の仕様、勾配などを事前に調査しておくことも重要です。