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防犯に優れているのはどの鍵? 玄関の鍵の種類

防犯に優れているのはどの鍵? 玄関の鍵の種類

 

家の顔ともいえる玄関ドアは、家全体のイメージを左右する大切な部分です。サイズや色、素材など、どのような玄関ドアにするのか悩む方も多いと思いますが、見た目のデザインだけでなく、その機能にも注目することを忘れてはいけません。特に意識したいのが、防犯性に優れた鍵がついているかということ。そこで今回は、玄関の鍵の種類について、詳しく説明していきます。

シリンダーキー

現在の住宅で最も多く使われている鍵がこの「シリンダーキー(シリンダー錠)」で、その種類によって特徴や性能が異なります。代表的なシリンダーキーは下記の通りです。

ディスクシリンダーキー

かつて爆発的に普及したタイプのシリンダーキーで、一戸建て住宅のおよそ半数、マンションのおよそ7割に使用されています。しかしながら、ピッキング横行以前に作られたものに関しては防犯性がかなり悪く、ピッキング犯の手にかかれば、いとも簡単に解錠されてしまうものも多いです。古いタイプを使い続けている場合には鍵そのものを交換するのが望ましいといえるでしょう。

ピンシリンダーキー(ピンタンブラー錠)

マンションや住宅だけでなく、机やロッカーの鍵にも使われているタイプ。現在作られているものはピッキングされにくく改良されたものではありますが、防犯性は決して高いとはいえませんので、補助錠を併用するなどして防犯性を高めるほうがより安心です。

ディンプルシリンダーキー(ディンプルキー)

ピンシリンダーがより複雑化された鍵のことで、新しい戸建て住宅やマンションなどで積極的に使用されています。鍵の表面にいくつもの凹凸があり、ピンが複数方向から刺さるため、これまでの鍵よりも格段に防犯性が高いのが特徴です。

ロータリーディスクタンブラーキー

ディスクシリンダーキーの防犯性を追求したのがこのタイプ。見た目はディスクシリンダーキーとほとんど同じですが、スペアキーが作りにくいなど防犯性がかなり高いのが特徴です。

カードキー(カード錠)

「カードキー」とは、その名の通りカードが鍵になっているものを指します。鍵穴そのものがないため、ピッキング被害の心配もなく、防犯性が高いのが特徴で、賃貸物件などでは積極的に採用しているところも多いようです。

電気層を埋め込んだカードをドアに差し込んで解錠するものや、ICカードをドアにかざしたり挿入したりすることで解錠できる電気式のものなど種類はさまざまで、携帯や手持ちの電子マネーカードなどを登録して解錠できるものもあります。

防犯性や利便性が高い一方で、紛失してしまった際の手続きが面倒であることや、カードが破損した場合に使えなくなってしまうというデメリットがあるのも事実です。

電子キー(暗証番号入力タイプ)

「電子キー」というのは、鍵やカードを持ち歩かなくても、暗証番号を入力するだけで解錠ができるタイプを指します。これまでは公共施設などで多く使われていましたが、近ごろでは一般住宅やマンションなどでもこの電子キーを採用するところが増えてきています。

シリンダーキーやカードキーなどのように紛失や不正複製などの心配はなく、正しく暗証番号を入力すれば解錠できるというメリットがある一方で、暗証番号を忘れてしまったり、誰かに手元を見られてしまったりすると、当然のことながら他人でも鍵をあけることは可能です。万が一、暗証番号を家族以外の人に知られてしまった場合には、速やかに番号を変更することをおすすめします。

上記のように、玄関の鍵にはさまざまな種類があります。それぞれの特徴を踏まえた上で、どのタイプにするのか決めるようにしましょう。