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「省エネ住宅」ってどんな家?

「省エネ住宅」ってどんな家?

 

現在の日本では、地球温暖化の原因のひとつである二酸化炭素を1年間に約13億トンも排出しています。そんな現状を改善の改善につながる上、消費者にもコスト面などでメリットがあるということで、注文住宅を建てるときに「省エネ住宅」を検討する人が増えています。
では「省エネ住宅」とは、一体どのような家なのでしょうか? その基準やメリット、優遇措置などについて調べてみました。

省エネ住宅の基準とは?

「省エネ住宅」とは、生活する上で使用される消費エネルギーを削減できるように設計、施工された住宅のこと。具体的には、壁、屋根、床下などに断熱材を入れる、窓やドアに断熱性、気密性、夏の日射遮蔽性が高いものを使用するなど。
こうした施工によって、室内外に出入りする熱をコントロールし、少ない冷暖房エネルギーで快適に過ごせるようにします。

加えて、冷暖房をはじめ、換気、給湯、照明器具など家のなかの設備機器も省エネ型にし、住まい全体で使うエネルギーを効果的に減らす住宅です。
省エネ性能の目安となるのは平成25年に改定された「住宅の省エネルギー基準」。この基準に沿って住宅を設計し、建築することで省エネルギー住宅が実現します。

省エネ住宅のメリットについて

省エネ住宅には、さまざまなメリットがあります。主なメリットは次のとおり。

冷暖房費が節約できる

断熱性、気密性に富んだ住まいは、寒い冬も暑い夏も、外気の影響を受けにくいので、冷暖房費を抑えることができます。

家の中の温度差が少ない

省エネ住宅では、外気の気温の変化による影響を最小限に抑えることができます。そのため、家の中の温度差が小さく、ヒートショックを受けにくいと言えます。

室内の空気がきれい

気密性の高い省エネ住宅では、室内の空気を効率良く排出する計画換気システムが採用されています。そのため、室内の空気はいつもクリーンな状態を保つことができます。

遮音性が高い

気密性の高い省エネ住宅では、外部の騒音が家のなかに入りにくく、また家のなかの音も外へ漏れにくいとされています。

結露が発生しにくい

高断熱のため、室外と室内の温度差で起こる結露が発生しにくく、構造部材の腐蝕を抑える効果が期待できます。
また、結露しにくいことで、アレルギーの原因となるカビの発生が抑えられる傾向にあります。

このように省エネ住宅にはメリットがたくさんあります。一般住宅と比べて、建築費は多少高くなりますが、長い目でみると費用対効果が高いと言えるでしょう。

省エネ住宅の優遇制度を利用しよう

家を建てるときには、国のさまざまな優遇制度を受けることができます。省エネ住宅に関する優遇制度としては、「省エネ住宅ポイント制度」があります。
これは、エコ住宅を新築またはリフォームをした場合にポイントが発行され、そのポイントをさまざまな商品と交換できる制度です。
対象となる新築住宅は、エコ住宅としての一定の基準を満たし、その基準を満たすことを証明する登録住宅性能評価機関等の第三者評価が必要です。
ちなみに、ハウスメーカーや施工業者に代理申請してもらうことも可能です。

発行されるのは、新築1戸あたり一律30万ポイント。1ポイント=1円に換算され、省エネ、環境配慮に優れた商品、地域産品、全国で使える商品券、プリペイドカードなどと交換できるほか、追加工事費用などに充てるための「即時交換」も可能です。
ただし、予算(905億円)消化次第終了となるので、早めに申請することをおすすめします。

このほか、一定の要件を満たした優良住宅を取得する場合に、金利を一定期間引き下げる「フラット35」Sの金利優遇、家庭用燃料電池システムを住宅などに導入する際、その購入費用の一部を国が補助する制度などもあります。複数の優遇制度を上手に利用して、省エネ住宅を実現してはいかがでしょうか。

家庭における「節電」や「省エネ」は、地球温暖化の原因になるCO2の排出抑制に寄与します。注文住宅を建てる際は、コスト面だけでなく、未来の子供たち、地球環境のためにも、ぜひ省エネ住宅を検討してみてください。