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Columnコラム

注文住宅を建てるとき一緒に地下室を作るメリット

注文住宅を建てるとき一緒に地下室を作るメリット

 

夏は涼しく、冬は暖かい地下室は、大人の隠れ家的存在として根強い人気があります。土に囲まれているため防音効果が高く、映画鑑賞や友人たちを集めてのスポーツ観戦にも適した空間となるでしょう。注文住宅を建てる際には検討しておきたいものですが、建築費が割高となる上に安全面でのリスクもあるため、専門業者による正しい指導と知識のもと、用途を明確にした地下室を設けることが大切です。

注文住宅を建てるときに地下室を作るメリット

地下室は、大人の趣味や娯楽のために設けられるイメージが強い傾向にありますが、住まいとしての機能も十分に果たせます。地下室を設置することにより、地上のみに住宅を建てるよりも約1.5倍の空間を確保できることから、特に、地価が高騰する都心部などでニーズが高く、限られた敷地を有効に活用したい、できるだけ部屋数を確保したいという場合に適した選択肢となっているようです。

抜群の防音・防振性から、本格的なスピーカーをいくつも設置した音楽室やシアタールーム、パワフルなトレーニング器具を完備したトレーニングスタジオとして活用するケースが多く見られます。もちろん、子供たちの遊び場としても活用できます。遊び盛りの子供たちが思い切り駆け回っても上階はもちろんのこと、近隣住宅にも迷惑をかける心配がありません。

また、地上の住宅に比べ、耐震性・防火性に優れた構造と言われています。さらに、地下室そのものが、住宅の一階・二階部分を強固に支える役割も果たすため、大地震における住宅倒壊の危険性も少なくなります。

注文住宅を建てるときに地下室を作るデメリット

地下室は1年を通じて温度変化がほとんどないため、冷暖房の節約にも繋がります。その反面、水分を含んだ土で囲まれているため、一般的な住宅よりも結露が発生しやすくなります。結露は、部屋内部にカビや悪臭を繁殖させる原因となるため、より断熱効果の高いボードをコンクリートの外側に打ち込んだり、二重床(壁)構造にしたりするなどの徹底した対策が必須となります。

結露対策の他にも、地下室をより安全で快適な空間として保つためには、地下室を掘ることで隣側の土地が崩れないように「山留め」を設置したり、地下室の遮光や通風、湿気防止を図ったりする目的で、地下室の一方を掘り下げて作る「ドライエリア」や、換気・除湿設備などの設備を導入する必要があります。この他にも、専門家による地盤調査や削掘の際に生じた残土処分費用、給排水設備の設置、電気配線工事なども含めれば、100万円~/坪程度の費用が掛かるため、地上に住宅を建てるよりもコストが割高となります。

地下室を設けるには、安全性・快適性に配慮しながら、しっかりとした設計・施工工事を行わなければなりません。地盤の性質や高低差など、専門的な調査が不可欠となり、それらを怠ると後々大がかりな補修工事が必要になったり、大雨時の浸水をはじめとした重大な被害を受けたりするおそれがあるため、信頼のおける業者に相談しながら、設置を検討するようにしましょう。